インテリアは自分の好みに合ったスタイルを選ぶことで居心地の良い空間を作ることができます。
しかしさまざまなインテリアスタイルの種類があり、どんなインテリアにするか迷っている方もいるでしょう。
そこで本記事では、インテリアスタイルの種類や決め方について紹介します。
理想のインテリアを実現するために、自分に合ったインテリアスタイルを見つけてみてください。
目次
インテリアスタイルはたくさんある
インテリアデザインにはさまざまなスタイルがあります。
- インダストリアルブルックリン
- 西海岸風
- 北欧スタイル
- 和モダン
- 年代別インテリア
それぞれに良さがあり、配色や取り入れたいインテリアも異なります。
以下で4つのインテリアスタイルについてと、年代別インテリアについて紹介します。どんなインテリアにするのか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
インダストリアルブルックリン
インダストリアルは「工業的」という意味を持ち、ブルックリンはアメリカのニューヨーク、ブルックリン地区をイメージしたインテリアのことを指します。ブルックリンは工業地域や倉庫が多い地区ですが、使用されていない工場や倉庫を改造することでおしゃれな住宅やカフェなどが増えていきました。
インダストリアルとブルックリンが融合されたスタイルは、ダークカラーや無骨感あるインテリアがポイントとなります。無塗装の金属やコンクリート、レンガや使い込まれたテーブルを使用すると、よりインダストリアルブルックリンのインテリアを再現することができるでしょう。
西海岸風カリフォルニア
西海岸風とはアメリカの西海岸地域、特にカリフォルニアを中心としたインテリアデザインのことを指します。西海岸は自然に囲まれており、青い海や太陽の光を感じることができるため、海やビーチの要素がインテリアにも多く取り入れられています。
ブルーのデニム素材のソファやクッションは海を連想させることができるのでおすすめです。ホワイトも存分に使用して自然を感じてみましょう。
明るく開放的な空間にするために大きな窓や自然素材を多く使用します。自然素材を使用することで温かみを表現することもできます。また、インテリアとしてサーフボードやスケートボードテーブルを置くことで、サーフスタイルのおしゃれな部屋を演出することができるでしょう。
北欧スタイル
北欧スタイルとはスウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドのデザインやインテリアのことで、シンプルでミニマルなデザインや自然素材の使用が特徴です。
北欧諸国は冬が長く日照時間が短く、このような自然環境から、家のなかで快適に過ごすためのインテリアが工夫されて北欧スタイルインテリアが生まれました。
北欧スタイルは自然素材が多く使用されるので、家の中で自然の温かみを感じることができます。カラーはホワイトやグレー、ベージュなどの優しい色合いや明るい清楚感あるカラーを使用することで、明るく広々とした部屋を演出することができます。
和モダン
和モダンとは、日本の伝統的なデザインと現代のスタイリッシュなデザインを融合させたインテリアのことで、木材や竹、珪藻土など自然素材を使用することで落ち着いた部屋を演出します。
和モダンでは伝統的な和の色彩が取り入れられます。茶色やベージュ、朱色、黄金など落ち着いた色合いや淡い色を使用して和モダンな部屋を作りましょう。
また、背の低い座椅子やローテーブルなどの家具を多く使用することで和モダンな雰囲気に近づくことができます。畳の部屋があると和モダンの部屋を演出しやすくなりますが、畳の部屋がない場合でも工夫次第で和モダンな部屋を作ることができます。
他にもさまざまなインテリアスタイルがあるので、コレクションを参考にしてお気に入りの家具やテイストを見つけてみてください。
年代別インテリア
インテリアは環境や社会の変化が大きく影響し、時代によってさまざまなインテリアが流行してきました。例えば、ポップアートと宇宙が流行した1960年代は鮮やかな色彩のインテリアや宇宙船やロケットをモデルとしたデザインのインテリアが人気を集めました。
1990年代はシンプルで無駄のないモダンやミニマリズムのインテリアが流行しました。ミニマリズムなインテリアは2023年現在も変わらず人気のデザインですよね。
インテリアは時代によって変化しますが、それぞれに良さがあり、数十年前のインテリアスタイルが再流行するということもあります。以下の記事では1950年代から現代までの流行やインテリアの紹介をしているので、年代別にどんなインテリアが流行していたのか気になるという方は参考にしてみてください。
▶【トレンドの移り変わり】1950年代/1960年代/1970年代/1980年代の象徴的インテリアを紹介!
▶【トレンドの移り変わり】1990年代/2000年代/2010年代以降の象徴的インテリアを紹介!
インテリアテイストの決め方
インテリアテイストは好きな色やモノをベースに決めましょう。自分がどんなスタイルが好きなのか知った上でインテリアを取り入れると、理想的な部屋を作ることができます。
以下で詳しく解説していきます。
自分の好きな色をベースに
色はインテリアにおいて重要な要素となります。自分の好きな色をベースにして、その色を中心とした色を選んでいきましょう。ホワイトやベージュ、モノトーンが好きな方は北欧スタイル、明るいカラーやブルーなどは西海岸風やカフェ風の部屋に合っています。
以下の記事ではインテリアカラーの配色について紹介していますので、参考にしてみてください。
自分の好きなモノをベースに
自分の好きなモノや趣味をベースにしたインテリアにすると、部屋がさらに好きな空間になるでしょう。
ヴィンテージやアンティークが好きな方であれば、使い込まれた家具を使用したり天然素材を使用したりしてみてください。緑の植物はどのインテリアにも合いますし、シンプルな家具が好きな方は北欧スタイルやモダンな部屋が合うでしょう。
自分のスタイルを診断してみる
自分がどんなスタイルが好きなのかを客観的に見つめ直して、それに合ったインテリアテイストを決めてみましょう。モダンが好きなのか、ポップカラーが好きなのかなど自分のスタイルを反映させることで好みの空間を作ることができます。
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まとめ
本記事ではインテリアスタイルの種類やインテリアテイストの決め方を紹介しました。
さまざまなインテリアスタイルがあるため、自分はどんなカラーが好きなのか、どんなデザインが好きなのかを理解した上でインテリアを決めることが大切です。
おしゃれなインテリアを揃えてもインテリアスタイルが決まっていないと、散らかって見えたり落ち着きのない空間になってしまいます。
まずは自分の好きな色や物をベースにインテリアスタイルを考えてみましょう。