新生活の悩みの種
新生活がはじまると、忙しくて部屋が片付かない、モノが増えて収納スペースが足りない、と悩んでしまうものです。
そう、新生活で悩みの種となるのが「収納」です。
収納スペースが少なかったり、環境がかわってモノが増えて入りきらなかったり、収納の悩みを抱えている方は多くいます。
収納が不足して整理整頓がうまくいかないと、リラックスできるはずの我が家も、居心地の悪い場所になってしまう可能性があります。
片付かないことで掃除の手間も増えるなど、新生活にとって収納は切り離せない悩みです。
多数の人が『収納』に困っている...
6割以上※の方が現在の家の収納に満足していないという調査結果もあるほど、多くの人が収納に困っています。※参考:レタスクラブ
賃貸のマンションやアパートはクローゼット収納も小さく、収納のために家具を増やすと部屋が狭くなるという状況です。
以前の生活よりも食料品や日用品の備蓄が増えたり、お家時間を充実させるグッズが増えたりしていることも収納に困る理由でしょう。
また、断捨離でモノを減らす対策はしているものの、思ったほど減らないこともあります。
収納しているモノの見直しだけではなく、収納方法や収納スペースの見直しが「収納のカギ」になるのです。
新生活に役立つ収納アイデア!
4月から新しい部屋に引っ越したり、環境がかわって部屋の模様替えをしたり、新生活をはじめるときに役立つ収納アイデアを4つご紹介します。
- シェルフでお洒落に収納
- あえて『しまわない』?
- 散らばりがちな書類や小物
- アウトドアだけじゃない!便利なカーゴ
見せる収納や屋外を収納場所にするなど、工夫次第で収納スペースは確保できます。
収納のコツを抑えることで悩みを解消できることも。
それでは、それぞれの収納アイデアを詳しくみていきましょう。
①シェルフでお洒落に収納
収納というと扉のついた大きな家具を想像する人も多いですが、扉がなく棚板にモノをのせるだけのシェルフなら、部屋を広くおしゃれに見せながら収納が確保できます。
扉がないので壁までの奥行きが感じられて、空間を広く見せる効果があるのも特徴です。
後ろの壁が見える背板がないものを選べば、さらに圧迫感は軽減されます。
見せる収納は中身がごちゃごちゃしそうで難しい……という方のために、シェルフをおしゃれに見せるコツをご紹介します。
- 種類をまとめてディスプレイする
- 余白を意識する
本を並べるなら高さやシリーズをそろえたり、器や雑貨なら材質をそろえたり、種類の同じものをまとめることで統一感がでます。
収納なのでたくさんモノを置きたいところですが、おしゃれに見せるには余白を意識することも重要です。
棚いっぱいに本を詰め込むのではなく、オブジェと本を並べることでおしゃれ感が増します。本を倒して余白を作るのも効果的です。
ショップのようなおしゃれな収納を目指すなら、部屋の間仕切りとしても使えるロータイプのシェルフがオススメです。
たてよこの向きを変えたり2台並べて置いたりと使い勝手がよく、作業台としてもちょうどいい高さ。
ベーシックなデザインなので、どんなテイストの部屋にもあわせやすく場所を問わず使えます。
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ベーシックなデザインのディスプレイシェルフ
②あえて『しまわない』?
収納が少なくて洋服が片付かないなら、あえて「しまわない」収納方法がオススメです。
大きな家具を置くと部屋が狭く見えてしまいますが、見せる収納を活用しながらスペースを確保すれば、おしゃれで機能的な収納を手に入れられます。
あえて「しまわない」服の収納アイデアをご紹介します。
- ハンガーラックにかける
- ショップ風に並べる
- ウォールハンガーで見せる
ラックやハンガーなどの見せる収納は、部屋のインテリアとしても活用できる便利アイテムです。
衣替え時にオンシーズンのものだけをラックに出しておけば、季節ごとに洋服の管理もしやすく、毎日の洋服選びに迷うことも少なくなるでしょう。
ハンガーラックは、置くタイプのものからつっぱり棒を利用してDIYするものまで種類が豊富です。材質や形によって雰囲気がかわるので、部屋のインテリアとコーディネートしながら選ぶのもいいですね。
スチールラックやシェルフを使って、ショップ風に洋服を畳んで並べる方法もあります。
つるす収納よりも多くの服が収納できるのが魅力です。
もっと狭い場所に収納スペースを作るなら、賃貸でも使える壁掛け用のウォールハンガーもいいでしょう。
おしゃれに見せる収納を取り入れたいという方は、天然木のコートハンガーはいかがでしょうか。
エイジング加工を施した個性的な印象で、センスが光るアイテムです。
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③散らばりがちな書類や小物
郵便物や仕事にかかわる書類、文房具などの小物は、リビングに散らばりがちで収納方法に悩まされるアイテムです。
書類や小物が散らばる前に、知っておくと便利なおすすめ収納術をご紹介します。
- 書類の種類をわけて収納する
- 小物は収納ケースを利用する
書類はラベリングしたファイルやファイルボックスを利用して、種類別に収納することで片付けも取り出しも簡単です。統一感のある収納アイテムを使えば、見せる収納にもできます。
小物は場所を決めて収納するのがポイントなので、細かくわかれたケースや仕切りを活用して収納するといいでしょう。
書類や小物は散らばる前に収納するのが大切ですが、都度片付けるのは大変という方は「一時保管所を作る」のがオススメです。
とりあえずの場所を作っておくことで、モノが散らばるのを防げます。
まずは一時保管所から考えようという方におすすめなのが、キャスター付きの折りたたみバスケットワゴンです。
バスケットは深めで収納力があるので、書類も小物もたっぷり入ります。
使わない時には折りたたんで部屋のすき間に収納できる、スリム設計も魅力です。
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④アウトドアだけじゃない!便利なカーゴ
キャンプやアウトドア用の収納として人気が高いトランクカーゴですが、家の収納としても活躍してくれる便利アイテムとして注目されています。
トランクカーゴとは、ポリプロピレン製の丈夫で劣化しにくい収納ボックスです。
色やサイズ展開が豊富で見た目もカッコよく、スタッキングすれば場所を取らず屋外でも使えるので、収納に困っている方にもオススメです。
家でも使えるトランクカーゴ活用法についてご紹介します。
- オフシーズンの衣類収納
- 薄型を使ってデッドスペース収納
- 防災・備蓄用品の収納
- 工具やガーデニング用品の屋外収納
大容量の50Lや70Lタイプは、冬物のかさばるアウターや洋服も収納できるので衣替えに活躍してくれます。
薄型タイプならデッドスペースを有効活用できます。深さがなく中身も見やすいため、本や漫画の収納にオススメです。
スタッキングできるカーゴは防災・備蓄用品といった普段使わないものも、部屋の隅に場所を取らず置いておけます。
屋外でも使えるほど丈夫なので、玄関やベランダに収納スペースを確保できます。
トランクカーゴにはスタンダードタイプとスタッキングタイプの2種類あるので、用途にあわせて選びましょう。
持ち手にはロック機能がついているので、がっちりフタがしまった状態で収納できるのもポイントです。
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まとめ
新生活に役立つ収納アイデアをご紹介しましたが、いかがでしたか?
多くの方が困っている「収納」ですが、アイデア次第で収納スペースは確保できます。
また、小物収納についてもコツをマスターすれば意外に簡単です。
- シェルフで空間を広く見せつつおしゃれに収納する
- あえてしまわず洋服もインテリアの一部にする
- 書類や小物はとりあえずの置き場所を作る
- 丈夫なカーゴを利用して屋外にも収納を確保する
収納アイデアを参考に、新生活の快適な部屋づくりをしてみてはいかがでしょうか。