あなたのお部屋を憧れのブルックリンスタイルインテリアに
工場や倉庫の多い工業地区だったアメリカ・ニューヨークのブルックリン地区。
1990年代になって若者やアーティストが物価の安さを求めて移り住むようになり、工場や倉庫をリノベーションして暮らすようになりました。
その結果、コンクリート打ちっぱなしの壁や飾り気のない広い空間など、インダストリアルな雰囲気の建物が増えました。
そこから生まれたのが“ブルックリンスタイル”というインテリアのジャンル。
インダストリアルインテリアと似ていますが、アート的な要素やレンガの街並みの雰囲気を再現するなど、より小奇麗でスタイリッシュな感じを受けます。
近年、おしゃれなカフェやオフィスで人気のブルックリンスタイルを自宅に取り入れるには?
失敗しないための4つのポイントをご紹介します。
INDEX
ポイントその1 カラー
ポイントその2 ライト
ポイントその3 家具
ポイントその4 インテリア雑貨
コーディネート例
オススメの家具・雑貨
まとめ
ポイントその1 カラー
基本はモノトーン+ダークブラウン!
工場や倉庫っぽさを!とはいえ、なにもコンクリート打ちっぱなしの壁の物件を探したり、リノベーションしたりする必要はありません。
(もちろんそういったデザイナーズ物件的なお部屋があれば、より無骨なカッコイイ雰囲気にできますが)
まずはごくフツーの白い壁紙のお部屋でも、大きめの家具をヴィンテージ感のあるダークブラウンにして中心に据えます。
そしてアクセントにブラック脚の家具などスチールやアイアンの要素を取り入れるだけで、十分にブルックリンスタイルは作れますよ。
何を足すにしても、色の明るさや鮮やかさはグッと抑えて“重厚感”や“落ち着いた雰囲気”を大切に!
ポイントその2 ライト
金属素材の照明器具と暖色系の灯り
ライトこそが最も工場や倉庫っぽさを出せるポイントになります。
無骨なスチールやアイアン製のペンダントライトやスポットライトで、ブラックやシルバーのものがオススメ。
電源コード部分がチェーンになっているものも人気です。
究極は裸電球もレトロな雰囲気にもってこい。
ただし裸電球を使う場合、おしゃれな形にはこだわりたいですね。
灯りの色はいわゆる「電球色」と呼ばれるようなオレンジ系のものにするのがマスト!
影の出方が強くなり、雰囲気がグッとアップします。
ポイントその3 家具
ヴィンテージな雰囲気が決め手!
ホンモノのヴィンテージ家具が手に入るならもちろんその家具を中心にコーディネートしましょう。
でも、それってなかなかのハードル!
ヴィンテージ風に作られたりエイジング加工されたりしている家具がたくさんありますのでご安心を。
ダークブラウンの木材にアイアンやスチール製のブラック脚を組み合わせたテーブルや収納が定番です。
本革でもフェイクでもかまいませんが、なるべく風合いのあるレザーを使ったソファやチェアでまとめましょう。
また布地のカーテンよりもブラインドにした方がN.Yの都会的な雰囲気が出るのでオススメです。
ポイントその4 インテリア雑貨
カフェ風小物とグリーンをアクセントに!
アーティストの住まいから始まったインテリアスタイルなので、装飾的要素は必須。
アートパネルやレコードジャケットなどをディスプレイするのがお手軽です。
チョークアートを施したような黒板だったり、フェイクでもかまわないのでグリーンをあちこちに散りばめて、カフェ風スタイルにするとおしゃれ度が増します。
壁紙に手を入れられるのであれば、是非レンガ風のものを。
全面に貼らずにポイントで入れるのが上級テク。
コーディネート例
映える!ブルックリンスタイルのインテリアコーディネート例をご紹介。参考にしてみてくださいね。
インダストリアル、ヴィンテージ、アメリカンと多くの部分で重なるブルックリンインテリア。
「インダストリアル ブルックリン 違い」でWEB検索される方も少なくないようです。
ブルックリンスタイルは、より洗練されたおしゃれカフェ的要素が多いので、もっともご自宅に取り入れやすいかもしれません。
男女問わず人気のスタイルですので、是非挑戦してみてくださいね。