オシャレなカフェスタイルのインテリアコーディネート、憧れますよね~。
ひと口に「カフェ風」といっても、北欧系やアメリカンダイナー系からフレンチカントリー系やアジアンリゾート系などなど、テイストは様々です。
一見バラバラに見えるこれらのテイストも、共通したルールに沿ってコーディネートすることで「カフェ風」になるんです!
今回は、どんなテイストが好きな方でも「カフェ風」の空間がつくれる家具選びのコツを探っていきましょう。
なくてはならないアレ
カフェを象徴するものといえば一番は「カウンター」です。
でも、キッチンカウンターははじめから造り付けにしないと無理じゃない?
いえいえ、そんなことはないんです!
キッチンの前やダイニング横などにカウンターテーブルをちょい置きします。
そこに棚を載せて器を並べれば、立派なカフェスペースの出来上がり!
オシャレなだけでなく、日々の食事の準備など実用性の面でも便利なんですよ。
“魅せる”収納
カフェでは、中身の見えるオープンシェルフに食器やキッチンツールを並べていることが多いですよね。
出し入れのしやすさという実用的な面もありますが、あえて「見せる収納」を意識していることも。
お気に入りのカップやソーサー、カトラリー。
それに、アートフレームやオブジェ、本や雑誌の棚もオープンにして、インテリアを楽しみましょう。
バラバラが調和する
ダイニングは同じ種類のチェアで揃えるのも整然としてきれいですが、カフェスタイルでは必ずしもそうでなくてかまいません。
むしろ、あえてバラバラの椅子を組み合わせて置いてみると、よりカフェっぽくおしゃれにすることができますよ。
ただし、テキトーにあるものをなんでもかんでも並べればオシャレになるというわけではありませんのでご注意を!
必ず「自分の好きなもの」にこだわって選んでくださいね。
その「自分が好き」という想いが統一感を生み出し、不思議と調和がとれた空間になるハズです。
ラウンジ系とは聞くけれど
「ラウンジ系ソファ」という言葉は耳にすることはありますが、実際どんなソファなのかはご存知でしょうか。
「ラウンジ」はその名の通り、ホテルのロビーや空港の待合室、百貨店のVIPルームなど、公共の広い場所のこと。
そういった場所で、音楽を聴いたり読書をしたり、身体を預けてゆったりくつろぐために作られたソファを一般に「ラウンジソファ」「ラウンジ系ソファ」といいます。
実際のカフェでは1960~70年代の少しレトロな雰囲気のあるソファが好んで使われているようなので、真似してみるといいかもしれません。
モノは言いよう
「アンティーク」あるいは「ヴィンテージ」と呼ばれる家具やインテリア雑貨は、100年あるいはそれ以上使い込まれた品物。
そこまでは行かなくとも、味わいのある古家具・古道具をインテリアに取り込むのがおしゃれカフェの流行になっています。
フレームが錆びているラックや、おばあちゃんの家にあった戸棚などを実際に使ってみるのも面白いですね。
そういう古いものが手に入らない、高価で手が届かない・・・
そんな時は、「ヴィンテージ加工」「エイジング加工」といった、あえて使い込んだような古めかしい雰囲気に仕上げられたものを購入する方法もありますよ。
「古い」「汚れている」「傷んでいる」などと言ってしまえばそうですが、あえてインテリアに取り入れることで、そういった古家具のもつ空気感が「カフェっぽさ」につながるのかもしれませんね。
充実したおうち時間を過ごせる、くつろぎカフェスタイルのインテリアコーディネート。
近年では、家具屋さんではないお店でも、企業のワークスペースにも、カフェ風のインテリアを取り入れるところが増えています。
肩の力を抜いてリラックスすることで、良い影響がたくさんありそう。
ぜひ、自分の好きなものにとことんこだわったカフェスタイルの空間づくりに挑戦してみてくださいね。